師走にちょっと驚いたこと

12月のはじめに

11月28日「朝まで生テレビ」で

竹中平蔵氏が財政均衡論を否定した

という記事を読んだのですが

これはちょっと驚きました。

にわかには信じがたいです。

コロナ禍で強制的にいろんな社会実験が行われる結果となりましたが

こんな話が出てくるとは思いませんでした。

例えば直近で

竹中氏のベーシックインカム発言を思い出してみても

7万円給付と社会保障全廃が突出して取り上げられていましたが

アメリカの経済学者ミルトン・フリードマンの考えがベースのようで

ここも今回の財政均衡論の否定とは矛盾します。

フリードマンのベーシックインカムは

高所得者層から得た税金を低所得者層に配るというもので

ベースは財政均衡論です…。

しかし、竹中氏が発言すると

議論が一気に盛り上がっていいですね。

特にネット、アツイ。

批判的な内容が多いですが

小泉政権時代のタフさで発信し続けていただきたいです。

ついでに読んだフリードマンの主張で気になったのは

「医師・弁護士を含んだ職業免許制度の廃止」と言うものです。

パッと見、何を言ってるのかよく理解できませんが

免許廃止というところが自分に関係するので

ちょっと引っかかりました。

確かに東大医学部卒の

森鴎外のような冴えない業績の医師よりも

天才無免許医ブラックジャックを患者さんは選ぶと思います。

なんでも市場まかせでOK

というのがフリードマンの主張のようですが

筋は通っているようです。

しかしコロナ禍を経験して学んだことの一つに

医療サービスを効率化してしまうと

非常時に対応しきれなくなるということがわかりました。

なので公立病院は国の保護下赤字経営やるか

他の方法を考えて医療の質と量を維持する必要があります。

国がお金を出す分野って他にもいろいろあると思います。

まだまだコロナ禍は続き

何が飛び出すか予測不能ですが

新しい発見もたくさんあったわけで

悪いことばかりではありません。

今日は焼酎です。

うまい!

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