最近のコロナと社会の受容

コロナは第三波到来となりましたが

第一波の時と比べ

社会全体のピリピリ感は薄らいでいるように思えます。

コロナ関連情報は増え

重症化への対処法も進み

社会の受容もややアップといったところでしょうか。

第一波と第二波を分析した

国立国際医療研究センター(NCGM)の資料

を見ると

第一波の時よりも第二波では

重症で入院した患者さんの死亡率が

全年齢層で下がっています。

70歳以下なら重症で入院してもほぼ死なない

軽症・中等症であれば死亡率 0 % です。

退院後の状態についても記述があって

長期の施設療養が必要になるのは

入院時重症だった人の3%ほどです。

この資料読んでて思ったのが

70歳以下の健康な人が

ワクチンをうつメリットって何だろう?

ということです。

ワクチンが効くという仮定においては

集団免疫の確立が挙げられますが

スピード開発されたワクチンの安全性や

効果の程度と持続期間

コロナウイルスが変容した場合の対処

などなど疑問がわいてきます。

それに最近ファイザーのCEOなど

製薬会社幹部が自社株を売却し利益を確定しています。

これってワクチンが効かないかもしれないから

今のうちに売っとけ的な動きに見えてなりません。

リスクのある方には有効な方法となってほしいですが

今のところ希望としか言えません。

2019年の人口動態統計を見てみると

呼吸器系疾患全体の死亡者数は193234人

うちインフルエンザが3575人

肺炎で95518人(誤嚥性肺炎と間質性肺炎を含めると155391人)

インフルエンザはワクチンと特効薬があり

肺炎球菌も同じです。

死亡者数はコロナウィルスによるそれを

はるかに上回る数字です。

しかし、この死亡者数については特に社会問題になっていません。

これは社会がこの結果を受け入れているわけですが

コロナではこれと同等な受容にはまだは至っていません。

ワクチンや特効薬がなければ難しいのかもしれませんし

「受容」とは、もともと時間を要するものなのかもしれません。

欧米のように数万人~数十万人の死亡者が

何故か出ないラッキーな日本では

コロナ感なるものが少し違うように思います。

今後、毒性が強くならない事を祈り

ワクチンがホントに効いて

安心ある楽しい社会が戻ってくることを切に願います。

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