Ronald Lee Ermey
今年、ロナルド・リー・アーメイが亡くなりました。
スタンリー・キューブリック監督の傑作
「フルメタル・ジャケット」のハートマン軍曹役。
ものすごい迫力と汚い言葉で新兵を罵倒するシーンは
作り物とは思えませんでした。
まだ20歳かそこらのころ
ベトナム戦争にすごく興味を持ったわけではないし
「ランボー」が面白かったせいかわかりませんが
何故か近所のレンタル屋さんで
虱潰しにベトナム戦争関連の映画を借りて観ました。
そんな中でダントツのインパクトは「フルメタル・ジャケット」。
西部劇の自分的金字塔が「ワイルドバンチ」と「許されざる者」であれば
ベトナム戦争では「フルメタル・ジャケット」。
前半は軍曹のしごき、後半はとてもシリアス。
見終わった後の何とも言えない気持ち。
キューブリック映画に興味を持つきっかけになった作品です。
でも、今まで最も退屈で見終えるのに13回の見直しを要したのもまた
キューブリック作品「2001年宇宙の旅」。
始まって10分で睡魔が襲ってきます。
人工知能の「ハル」がどうのこうのと言う映画でした、確か。
今宵は「フルメタル・ジャケット」を観ながら
お酒を飲むとしましょう、お燗で。