AIエージェント、SaaS、人手不足

春節の中華街に行ってきました。押し寄せる人波を照らす提灯の灯り、鼓膜を叩く爆竹の音と鼻を衝く火薬の香り。気分はお祭りです。

肉まん美味しかった!

*

ここ最近のAnthropic社の動きから目が離せません。

久しぶりに脳が激しく揺れました。

ざっくりこんな感じ。

発表内容発表時期内容
Computer Use (技術発表)2024年10月22日AIがマウス操作できるという「技術的驚き」。
Claude Cowork (製品化)2026年1月12日誰でもPC操作を自動化できる「実用化」の衝撃。
Legacy Code移行 (ショック)2026年2月23日IBMのビジネスモデルを破壊した歴史的暴落。

Claude Coworkは単なるチャットAIではなく、PCの画面を見ながらマウスを操作し、複数のアプリをまたいで仕事を完結させる『AIエージェント』です。タスクの自動化や複雑な作業の効率化も可能で、ユーザーの作業をサポートし、よりスムーズに仕事を進めることができます。接骨院の業務用ソフトをAIで自作できないか試行錯誤してましたが、やる気が失速しました。

「攻殻機動隊」には、PC操作に特化したロボットが登場します。

このロボットは指が複数に分裂しキーボードを高速操作することが可能です。

でも、今回登場したAIエージェントは、このSF世界をはるかに超えるものでした。

ビックリ!!!

そしてさらに

「Claude Code」を用いて、金融機関や政府機関で今なお使われている非常に古い言語「COBOL(コボル)」を、PythonやJavaなどの最新言語へ自動的に書き換える手法を公開しました。

これまで数千人規模のエンジニアが数年かかる作業を数分~数時間で書き換え可能だそうです。

結果、IBMがやってた「レガシーシステムの移行」という大きな収益源がAIに奪われるという懸念で、IBM株は歴史的暴落。

そして興味深い事に

これらの流れが早くも社会実装されているという事です。

みずほFGは、最新のAIを本格導入することで、国内の事務職員(約1万5,000人)のうち、今後10年間で最大5,000人分の業務をAIに置き換えると発表しました。

また、

ジャック・ドーシー氏が率いるBlock社は「AIによる組織の再定義」として、全従業員の約40%にあたる約4,000人の削減を発表。マーケットの反応はIBMと真逆で株価は時間外取引で20%以上も急騰しました。

そして話題の「SaaSの死」を考えてみます。

SaaSとは、クラウド経由で必要なソフトを利用するサービスのことで、身近な例だと、ZoomやSlackなどがそれにあたります。

これまでのSaaSは、「人間の作業を効率化するツール」でしたが、AIは「作業そのものを代行するエージェント」に進化しました。
AIで人が減れば減るほど、従来のSaaS企業の売上は落ちるという現象が起きています。SaaSはアカウント数(人数)で課金するので、AIで人が減るとSaaSの売上が自動的に減ることになります。SaaS企業の代表格であるセールスフォースの株価は、今年に入って急落です。

経済産業省も、日本企業に対して「単にSaaSを導入するフェーズは終わり、AIを自社専用にカスタマイズして使いこなすフェーズに入った」と警鐘を鳴らしています。

ということで長い前置きでしたが、

本日の本題は「日本の人口減少と人手不足」です。

僕は、人口減少だから人手不足という単純なロジックに、ずっと違和感がありました。
人が減れば『供給(働く人)』も減るけど、同時に『需要(お客さん)』も減るはずです。足りない分はテクノロジーでカバーできるんじゃないか?という疑問や、そもそも人手不足と言われる業種には偏りがあって、「同じ給料なら、楽で条件の良い仕事に流れるよね?」的な思いを持っていました。

今回、経産省が発表した2040年の就業構造推計(改訂版)を読み解くと少し正体が見えてきます。

結論から言うと、「数」は足りても「質」が足りない。

ザックリ

職種、学歴、地域のミスマッチと、理系人材を育てよう!

という事が書かれてます。

AIやロボットの活用が進むことで、2040年には労働力不足が「全体数」としては解消されるものの、中身がバラバラになる「構造的ミスマッチ」が起きるということです。

事務職は余剰がでるけど専門職と現場人材が足りない。

文系は余るけど理系は足りない。

東京圏では事務職と文系卒の余剰が集中し

地方では現場を支える人員がチョー足りない。

理系人材は全国で足りない。

という事だそうです…。

最近、院のコンセントが壊れました。コンセントの構造はシンプルなので自分で交換しようと思ったのですが、電気工事の資格が必要という事が判明、電気屋さんに依頼しました。

電気工事を調べる過程で電気工事士に興味がわき、資格が欲しくなりました。今日の話の方向性を考えると間違ってない好奇心。ここはブルーオーシャンのはず。