緊縮の病と The Prodigy – Take Me To The Hospital
昨今、物価高と増税がスゴ~、+ 金利引き上げ
勘弁です。
来年の消費者物価上昇率(除く生鮮食品)は
でアナリストの方々の予想みると落ち着くようで
GDPも 2022/10のIMF世界経済見通し の予測見ると
2023年、日本はG7の中で一番パフォーマンスがいい。
しかし増税と利上げで景気どうなんでしょうかね。
防衛増税については
ウクライナ侵攻後
緊縮体質のドイツでさえ法律を変え
防衛費引き上げに特別基金を作りました。
この基金の中身は国債で賄われます。
安部さんが主張していた防衛国債がこれ。
しかし日本は税金で賄うようです。
東日本大震災の復興時も増税が行われました。
税金を徴収しつなぎ国債の償還に充ててます。
確定申告書にバッチリ項目があるのでチョー実感中!
復興税は税金がかかる金額を計算し
それに対して税率を掛けるので
結果、景気が減速すれば税収も減少します。
もう一つ財投債というコロナ融資に使われたり
個人事業主や中小企業の融資に使われる特別会計があります。
この財源も国債ですが赤字国債にカウントしないのは
借りた人の返済したお金を国債償還に充てるからです。
しかしこれも景気が悪化し会社がつぶれたら返済できません。
したがって
国債償還の当てを確定したところで景気の動向に左右されます。
これらを考えると
防衛費を長期国債で対応しない理由がよくわかりません…。
増税より増収に一票!
また利上げについて
OECDやIMFと言った国際機関の定義するデフレは
「一般物価水準の継続的下落」です。
現在の状況を上記の定義から脱したと言える根拠が知りたい。
資料眺めてると欧米と異なる日本の状況に
緩和引き締めの理論的タイミングをプロはどう考えているのだろう?
と思います。
バーナンキさんが
中央銀行の独立性について
目標の独立性 (GOAL INDEPENDENCE)
手段の独立性(INSTRUMENT INDEPENDENCE)
という二つの概念があり
中央銀行のそれは
手段の独立性(INSTRUMENT INDEPENDENCE)
と説明してました。
要は政府が目標を定め、日銀がオペレーションを独立して実行する。
主(安部 → 岸田)が変わると日銀の政策も大きく転換し
上記の説明が今回の利上げで体感できました。
鈴木財務大臣は会社法かなんかで政府と日銀の関係を説明してましたが
「親会社と子会社の関係」に一票かな…。
新しい総裁のもと緊縮が進まないことを祈ります。
ということで今日の1曲は
The Prodigy の 「Take Me To The Hospital」
この曲は随分長い事聴いてますが
生歌の「take me to the」だけが言葉として耳に入り
後に続くボコーダーの「hospital」は言葉として認識せず。
ある時、これって「hospital」だ!と気づき
笑えました。
The Prodigyは大好きです。
物議をかもす曲もありますが
純粋に音楽として、激カッコイイーーーー!!!