精神と身体の関係、途中経過。

ここ数年目標に掲げている

「精神と身体の関係」。

お正月のブログで昨年は成果が得られなかった

と書きました。

正確には、結果が得られなかったわけではなく

結果を導いたプロセスが得られなかったという事です。

それに再現率が低いのでダメダメです。

医療の分野に関しては

特殊な方法を謳い、

その人にしかできない方法で導き出された結果って

ほとんど興味がありません。

それより並列化(タチコマ的)できる方法に執着があります。

理由は、幸せになる人の数が段違いだからです。

今年に入って「精神と歩行」については興味深い例があって

精神状態が変わることで歩けるようになった方がいらっしゃいます。

この結果は不意にもたらされ

僕が整形外科的にかかわったのは

脚の「つり」と「痛み」のコントロールだけ。

痛みはもともとそんなに強くなかったので

これが歩行困難の主要因とは考え難いケースでした。

ご本人の告白で心の変化を知りました。

GWは旅行に行かれるそうです。

昨年に遡って

精神を切り離しては考えられない結果は

腰の手術後の痛みで

自力で立ち上がることもできない方のお宅に

往診した時に起こりました。

体の状態チェックと現況をヒアリングし

今何が起きているか丁寧に説明しながら

多裂筋にアプローチしただけ。

その後、元気に買い物に出かけられました。

他にもイロイロありましたが

このように整形外科的に考え難い結果は

精神医学の割合を秘めていると考えるのが妥当です。

ストレス環境下での痛みの増幅は

1980年代くらいだったか?

科学的に結論が得られています。

ただそのカギ穴を見分けて

鍵を選んで差し込むのが難しい。

ある程度パターン化されていればいいのですが…。

例えば

異常歩行は数十通りのパターン化がなされているので

それに当てはまらないケースに直面しても

仮説を立てアプローチすることができます。

また、プロセスの具体化という意味で

エリザベス・キューブラー・ロス博士はかつて

「死ぬ瞬間」シリーズで死の受容プロセスを設定しています。

この設定がすべてではないにせよ

現場対応に有効なツールだと思うのです。

歩けないという現象に接して

身体機能を推し量り対応することは可能ですが

精神領域はマダマダマダマダ道半ば…。

今後も高橋藤一杜氏の境地目指して頑張ります!

 

今日はボルドーワインではじめて

〆は鳳凰美田みかんのリキュールと合わせてサングリアを堪能。

これが激ウマ!

みかんリキュールは

アルコール度数5%ほどでジュースみたいなので

ワインと混ぜることで魔法のお酒に変身。

何度も書いてますが

鳳凰美田のリキュールは

信じられないほどのフルーツ感を楽しめます。